西国巡礼ワンショット(第1回)

今年は西国三十三所の草創1300年に当たります。

五叟は昨春、単行本「西国巡礼」を西国三十三所札所会様のご監修のもと上梓し、たくさんの反響をいただいています。各札所を巡ったかつて旅でのエピソードなどを聞かれることも多いことから、本公式サイトにおきまして、これから1年間にわたり、毎月3札所ずつ(番外寺院含む)、旅で見た風景や思い出ばなしを〝ワンショット〟でお届けします。(次回以降、毎月1日に配信します)

熊野灘に浮かぶ深夜の満月

熊野灘に浮かぶ深夜の満月

【1番 青岸渡寺】

早朝の到着を目指して和歌山市から青岸渡寺へ。深夜の海岸線(熊野街道)を車で走る。日置川を過ぎた頃、海原が明るんだ。目をやれば満月。車を停め、その神々しい情景を全身で受けた。

 

紀三井寺から見た和歌浦

紀三井寺から見た和歌浦

【2番 紀三井寺】

紀三井寺の桜は近畿地方の春を呼ぶ。五叟が紀三井寺を訪ねた頃は8分咲きで、春へのときめきを大いに感じさせてくれた。花を観じ、愛でることができる心の平安に何よりも感謝。

 

粉河寺本堂前の桜

粉河寺本堂前の桜

【3番 粉河寺】

粉河寺の本堂は実に大きい。創建時から民間の支えが強くあったようだ。経済的に豊かな土地でもあったのだろう。門前で楽しめるこの地方の果物やスイーツには巡礼にとっての滋味に尽きる。