満開の桜に宿る無常観

満開の桜に宿る無常観

冷たい雨にも、強い風にもさらされず、開花から満開を迎えた東京のソメイヨシノ。

深川を流れる大横川の堤を木場から門前仲町へと夜闇に誘われて歩いてみた。

この季節に思い浮かぶのが、于武陵の「勘酒」。

井伏鱒二の訳が有名だ。

友と杯を交わしながら人生の無常観に晒される…。

今宵の桜は、一夜の夢の如く美しい。