西国巡礼ワンショット(第8回)

西国巡礼ワンショットの第8回は、22番総持寺、23番勝尾寺、24番中山寺を巡ります。(本コーナーは12回シリーズで毎月展開。第1回目は1月17日、第2回目以降は毎月1日に配信しています)

総持寺の境内を彩る梅の花

【22番 総持寺】藤原山蔭卿が開いた寺院。山蔭は日本料理中興の祖と仰がれ、同寺の境内には山蔭流包丁式を伝える包丁式殿(開山堂)がある。本尊は亀の座に乗った千手十一面観音で、香木で彫られている。五叟が訪れた2月は境内にある梅の古木に花が満開であった。

勝尾寺の山門から本堂へ向かうご巡礼

【23番 勝尾寺】奈良時代から山林修行のメッカだったことを、現代にも知らしめる古刹。その歴史的なスケールはもちろん、境内の物理的なスケールも大きい。しかも絵になる風景が随所にある。桜が開花を迎える頃、五叟はその聖地で早春の空気を胸いっぱいに吸った。

ハスの花も見所の中山寺境内

【24番 中山寺】子授け・安産祈願でも有名な古刹である。いまから1300年前の奈良時代に、徳道上人が観音巡礼をしたときの一番札所が中山寺だったとされる。しかも、さかのぼれば聖徳太子が開基となって、国内最初の観音信仰の拠点と位置づけたとの興味深い説もある。