西国巡礼ワンショット(第11回)

西国巡礼ワンショットの第11回は、31番長命寺、32番観音正寺、33番華厳寺を巡ります(次回は番外寺院3か寺を紹介します)。

【31番 長命寺】この寺の鐘楼付近から境内を眺めると、拝殿と三仏堂と本堂が一列に重なるように見えて、しかも絶妙な景観となっている。寺が建つ奥島山は、かつて御神体として崇拝され、山の修行者たちのメッカでもあった。創立は推古天皇27年(619)で開基は聖徳太子。

【32番 観音正寺】織田信長が築いた安土城から直線距離で約1キロの峰続きにこの寺がある。開基は長命寺と同様、聖徳太子で、創立も推古天皇時代(605年)で1400年以上の歴史を持つ。本尊は白檀を使った丈六の千手観音。希望すれば散華を手に内陣で結縁することができる。

【33番 華厳寺】西国三十三所結願の寺。他の三十三所寺院にはない「満願堂」「笈摺堂」が設けられている。御詠歌も3首、御朱印も3種あって、それぞれ過去世、現世、未来世の組み合わせになっている。六道輪廻の思想にちなむ。本堂に飾られている「精進落としの鯉」も有名。