100日コラム
ごそうの100日巡礼<第63話 高蔵寺>

観音さんと藤原氏 天皇家に次ぐ歴史と広がりをもつ藤原氏は観音さんの信仰とも深い関わりをもった。その始祖鎌足は高蔵寺の観音さんと強いご縁があるという。 坂東30番 高蔵寺=宗派:真言宗豊山派、本尊:正観世音菩薩、開祖:徳義 […]

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ごそうの100日巡礼<第62話 千葉寺>

お寺の大銀杏 寺社の境内では大きな銀杏の木をよく見かける。樹皮が耐火性に優れ、古くから防火樹としても知られてきた。千葉寺の大銀杏は樹齢1300年にもなるという。 坂東29番 千葉寺=宗派:真言宗豊山派、本尊:十一面観世音 […]

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ごそうの100日巡礼<第61話 龍正院>

観音さんと地元の絆 龍正院の仁王門にはしめ縄が飾られていて、寺としては珍しい。神仏習合の名残だという。このしめ縄は毎年地元の古老や旦那衆たちが編み、正月に奉納している。 坂東28番 龍正院=宗派:天台宗、本尊:十一面観世 […]

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ごそうの100日巡礼<第60話 圓福寺>

札所にある食の功徳 巡礼では五感が研ぎ澄まされる。舌を通じて知る食の功徳もその一だ。圓福寺では「魔除け団子」が人気。観音さんの縁日には数量限定だが無料で配られる。 坂東27番 圓福寺=宗派:真言宗、本尊:十一面観世音菩薩 […]

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ごそうの100日巡礼<第59話 清瀧寺>

巡礼を支える利他の志し 清瀧寺の札所としての法灯は地元の人々の利他の志しで守られてきた。その根源には、日本が誇るべき巡礼文化のひとつ「お接待」のこころも宿っている。 坂東26番 清瀧寺=宗派:真言宗豊山派、本尊:聖観世音 […]

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ごそうの100日巡礼<第58話 大御堂>

神仏習合という日本の伝統文化 大御堂は筑波山の中腹にお堂を構える。本尊の千手観音さんは、かつての筑波山にあって、諸神を統合する神が、仏の姿に化現したものとして祀られてきた。 坂東25番 大御堂=宗派:真言宗豊山派、本尊: […]

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ごそうの100日巡礼<第57話 楽法寺>

性を超越した観音さん 観音さんは性を超越しているとされるが、日本では母性を備えた仏さんとしても親しまれている。楽法寺の観音さんは安産子育ての功徳で広く信仰を集めている。 坂東24番 楽法寺=宗派:真言宗豊山派、本尊:延命 […]

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ごそうの100日巡礼<第56話 正福寺>

法灯を守る 長い歴史の中で、寺院にも盛衰の波はあった。正福寺の地元では、明治に廃仏毀釈運動が盛んになり、この寺も大きな試練を抱えることになった。 坂東23番 正福寺=宗派:真言宗系単立寺院、本尊:十一面千手千眼観世音菩薩 […]

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ごそうの100日巡礼<第55話 佐竹寺>

木製から紙製へ 佐竹寺の観音堂にはたくさんの納札の札が見られる。巡礼初期には木製で、金属製のものもあったが、江戸時代に入ると印刷した紙製へと変わっていった。 坂東22番 佐竹寺=宗派:真言宗豊山派、本尊:十一面観世音菩薩 […]

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ごそうの100日巡礼<第54話 日輪寺>

山路に死せる覚悟 坂東札所の中で、最も難関とされるのが八溝山日輪寺。江戸時代には麓から遙拝するだけの巡礼者もいたほどで、現代でさえ険しい。 坂東21番 日輪寺=宗派:天台宗、本尊:十一面観世音菩薩、開祖:役行者、創立:天 […]

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