100日コラム

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ごそうの100日巡礼<第40話 光明寺>

草鞋の緒を固くして 光明寺の山門にはたくさんの草鞋がかかっている。仁王さんの素足をおもんぱかる人々からの奉納という。「草鞋の緒」をしめ直しつつ巡礼はさらに続いていく。 坂東7番 光明寺=宗派:天台宗、本尊:聖観世音菩薩、 […]

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ごそうの100日巡礼<第39話 長谷寺(飯山観音)>

巡礼の心情と寺の鐘の音 時を知らせる寺の鐘の音も、その調べによって過ぎゆく人生の儚さを知らしめる。飯山観音の鐘の音に巡礼の心情は深く、いや増す。 坂東6番 長谷寺(飯山観音)=宗派:高野山真言宗、本尊:十一面観世音菩薩、 […]

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ごそうの100巡礼<第38話 勝福寺>

観音さんが説く普門のこころ 観音経は「観世音菩薩普門品」を縮めた呼称で、人々にあまねく門を開くという意味が込められている。勝福寺観音堂の正面には「普門閣」の扁額が掲げられている。 坂東5番 勝福寺=宗派:古義真言宗、本尊 […]

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ごそうの100日巡礼<第37話 坂東4番長谷寺>

西国と坂東をつなぐゆかり 坂東4番長谷寺の観音さんは、いまの奈良県の山中で造られ、16年間、大海原を漂って、湘南の浜にやって来られた。西国三十三所と密接な観音さんである。 坂東4番 長谷寺=宗派:単立(浄土宗)、本尊:十 […]

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ごそうの100日巡礼<第36話 安養院>

権勢と生涯の深い悲しみ 鎌倉幕府で権勢をふるった「尼将軍」北条政子の晩年は、孤独で神仏を頼むことが多かったという。安養院境内には政子の供養塔が苔むすまま閑かに立っている。 坂東3番 安養院(田代観音)=宗派:浄土宗、本尊 […]

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ごそうの100日巡礼<第35話 岩殿寺>

源頼朝と観音信仰 源頼朝は観音信仰に篤かった。伊豆での挙兵後、敗れて安房に逃れるとき、岩殿寺の観音さんは船頭に姿を変え、海路、頼朝等を案内したという。 坂東2番 岩殿寺=宗派:曹洞宗、本尊:十一面観世音菩薩、開祖:徳道上 […]

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ごそうの100日巡礼<第34話 杉本寺>

鎌倉時代に成立した坂東三十三所 史料に基づくと、日本の巡礼道の成立は西国三十三所が平安時代後期。そして杉本寺を1番札所とする坂東三十三所は、鎌倉時代初期だとされている。 坂東1番 杉本寺=宗派:天台宗、本尊:十一面観世音 […]

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ごそうの100日巡礼<第33話 華厳寺>

同行二人 華厳寺は西国三十三所の結願寺。しかし、そこを打ち終えたとて、観音さんとのご縁がなくなるわけではない。同行二人、しっかり心の中に宿ってくださるはずだ。 西国33番 華厳寺=宗派:天台宗、本尊:十一面観世音菩薩(秘 […]

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ごそうの100日巡礼<第32話 観音正寺>

巡礼道を守り抜く使命感と情熱 人生は難行苦行の道でもある。30年前、観音正寺には祝融による辛い出来事があった。しかしその後、住職らの献身によるみごとな再興が続いている。 西国32番 観音正寺=宗派:天台宗系単立寺院、本尊 […]

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ごそうの100日巡礼<第31話 長命寺>

健康と長寿を祈る「いのちでら」 勧進聖たちが全国行脚で使った寺の絵図は、庶民に西国巡礼への憧れを抱かせた。長命寺の絵図からは数百年前の境内や巡礼の姿がリアルによみがえってくる。 西国31番 長命寺=宗派:天台宗系単立、本 […]

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