100日コラム
ごそうの100日巡礼<第93話 大渕寺>

大きな観音さん 大渕寺には昭和10年に開眼された観音さんが山上におられる。高崎、大船とともに関東の三大観音として親しまれてきた。その観音さんの高さから見る秩父の風景がまた素晴らしい。 秩父27番 大淵寺=宗派:曹洞宗、本 […]

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ごそうの100日巡礼<第92話 円融寺>

抖擻の醍醐味 円融寺のご本尊は寺内にあるが、観音堂は少し離れており、約300段の急な石段を登った尾根の岩場に建っている。抖擻の醍醐味を味わえる札所でもある。 秩父26番 円融寺(岩井堂)=宗派:臨済宗建長寺派、本尊:聖観 […]

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ごそうの100日巡礼<第91話 久昌寺>

閻魔さまの手判 閻魔さまは徳道上人に観音巡礼を創始せよとお命じになられ、その「契約」の証文と手判を徳道上人に託された。そして手判は久昌寺に納められたと伝わる。 秩父25番 久昌寺=宗派:曹洞宗、本尊:聖観世音菩薩

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ごそうの100日巡礼<第90話 法泉寺>

本堂と一体になった山門 法泉寺の本堂へは急な階段を約160段昇る。珍しいのは本堂と山門が一体構造になっていることだ。本堂前面の張り出した左右の小部屋に仁王さんが納められている。 秩父24番 法泉寺=宗派:臨済宗南禅寺派、 […]

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ごそうの100日巡礼<第89話 音楽寺>

菩提の音楽 秩父札所は13の聖者によって開かれたという。そして、音楽寺の山で鳴る松風を音楽と感じたことから、この寺の寺名が興ったとされている。 秩父23番 音楽寺=宗派:臨済宗南禅寺派、本尊:聖観世音菩薩

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ごそうの100日巡礼<第88話 童子堂>

親しみ深い仁王さん お寺の山門におわす二体の仁王さんは、「阿」「吽」の形相で参詣者と対峙する。ところが、童子堂の仁王さんは愛嬌たっぷりの表情で巡礼者を迎えてくれる。 秩父22番 童子堂=宗派:真言宗豊山派、本尊:聖観世音 […]

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ごそうの100日巡礼<第87話 観音寺>

武甲山 武甲山は古くから信仰の山で、昭和に入ってからは石灰石の大鉱床として採掘が進み、独特の山容をもつようになった。観音寺からはその武甲山を南に見ながらの巡拝となる。 秩父21番 観音寺=宗派:真言宗豊山派、本尊:聖観世 […]

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ごそうの100日巡礼<第86話 岩之上堂>

かつて本尊は岩の上 岩之上堂は江戸時代初期の建立で、秩父札所の中でもっとも古いとされる。かつて本尊は岩の上に置かれていたが、個人の発願で御堂が建てられ、守られてきたという。 秩父20番 岩之上堂=宗派:臨済宗南禅寺派、本 […]

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ごそうの100日巡礼<第85話 龍石寺>

大岩に建つ 古代人は大きな岩やその塊にエネルギーを感じ、信仰の対象にしたのだろう。百観音にも岩の上に立つお堂が多い。龍石寺の大岩はそれにしても巨大だ。 秩父19番 龍石寺=宗派:曹洞宗、本尊:千手観世音菩薩

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ごそうの100日巡礼<第84話 神門寺>

修験との融合 観音巡礼の成り立ちは修験の抖擻との融合にもある。それは仏教と神道との融合でもあり、札所の原点に修験の事績をもつ寺も多い。神門寺もその一か寺である。 秩父18番 神門寺=宗派:曹洞宗、本尊:聖観世音菩薩

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